こちらスネーク、企画に取り掛かった。

スネーク「こちらスネーク、大佐、企画に取り掛かった」

大佐「ずいぶん性急だな、予定より早いじゃないか」

スネーク「あまりに暇だったんでな、ちょっとさわりだけ取り掛かったんだ」

大佐「そうか、状況はどうだ」

スネーク「……はっきりいって芳しくないな」

大佐「何が問題なのだ」

スネーク「俺はエロの描写を甘く見ていたようだ、こいつはそんなにヤワな課題じゃない」

大佐「仏国書院のパクリでもしたらどうだ」

スネーク「駄目だ、安易にパクると雰囲気がちぐはぐになる、危険だ」

大佐「そうか……そっちのほうは慎重にな。他はどうだ」

スネーク「語彙の不足も深刻だ、たとえば性器一つにとっても様々な呼び名がある。これらを網羅した上で言葉を選ばないといけない」

大佐「……苦戦しそうだな、やれるか？」

スネーク「なあに、時間ならタップリある。持久戦に持ち込めば何とかなるだろう」

大佐「スネーク、つらい任務だが諦めるな」

スネーク「了解だ、以上通信を終わる」